第42回宿場まつり野村実行委員長より開催のご挨拶

第42回 中仙道武州蕨宿 宿場まつり開催にあたり、心よりご挨拶申し上げます。

「中仙道蕨宿」は、江戸幕府により五街道のひとつ中山道六十九宿に定められ、江戸日本橋から二番目の宿場町として栄え、多くの人々で賑わいました。
この歴史ある旧中山道の木戸から木戸まで約一キロの区間を舞台に、イベント広場やフリーマーケット、そして数々の屋台が並び、皆さまをお迎えいたします。風情ある町並みとともに、往時の賑わいや人情味あふれるふれあいをぜひご体感ください。

祭りの華である「道中大行列」は、織姫と宿場小町を中心に、古式ゆかしき江戸時代の衣装を纏った一行が織りなす、優雅で壮観な歴史絵巻となっております。まさに蕨宿の歴史と文化にふさわしい華やかな行列です。

本まつりは、お子さまからご高齢の方まで幅広い世代の皆さまに楽しんでいただけるよう、実行委員会ならびに関係者一同が、半年以上にわたり準備を重ねてまいりました。
この宿場まつりを受け継ぎ、創り続けていくことは、蕨宿の誇りであり、地域の大切な財産であると考えております。

どうぞ秋のひとときを存分にお楽しみいただき、この祭りが皆さまにとって一期一会の出会いと心に残る思い出となれば幸いです。

最後に、本まつりの開催にあたりご協賛くださいました企業の皆さまをはじめ、ご支援・ご協力を賜りました関係各位に、心より厚く御礼申し上げます。